瑞巌寺、円通院、観瀾亭など、伊達家ゆかりの建造物をめぐったなら、少し足を延ばして「塩釜神社」を詣でるのもおすすめです。奥州一ノ宮として1200年以上の歴史を持つ塩釜神社は、古くから朝廷をはじめ庶民の崇敬を集めてきました。武家社会の頃には、平泉の藤原氏、鎌倉幕府の留守職であった伊沢氏、そして特に伊達氏の厚い崇敬を受けたといいます。現在の社殿は、伊達家4代綱村から5代吉村にわたって9年の歳月をかけ、宝永元年(1704)に竣工されたもの。平成14年に国の重要文化財にも指定されました。
境内内に併設された「塩釜神社博物館」では、伊達家による奉納の品々や、鹽竈神社を参詣した文人墨客の資料、帆手祭やみなと祭に使われる豪壮な神輿などを見ることができ、また塩釜神社の名前の由来でもある塩業関係の資料、港町ならではの漁業関係の資料なども展示されています。
境内の桜の美しさでも知られており、天然記念物の「塩釜桜」の開花期間には、ライトアップや観桜茶会も開かれ、多くの人で賑わいます。
【アクセス】 JR本塩釜駅から徒歩15分。「リゾートイン松島」から車30分。
【URL】 http://www.shiogamajinja.jp/